鹿留山・子ノ神(ししどめやま・ねのかみ)

道志山塊の西端部で御正体山から杓子山にかけて尾根が大きく南に迂回しています。そこから少しだけ北に寄った山です。北側ある都留市鹿留からの登山道は無く、杓子山や立ノ塚峠から向かい、子ノ神で分岐して10分ほど北東へ向かいます。樹林に囲まれて展望は無く樹間からわずかに箱根方面が見えるだけです。子ノ神分岐西側の高みからは展望があります。
N35.48796° E138.87852° 標高 1632.1m

[1] 鹿留山山頂から箱根方面です。葉が繁る時期はこれも見えないと思います。nenokami_1

[2] すっきりした眺めが得られる子ノ神(ねのかみ)西側の岩の上から見える箱根方面です。以下はこの場所からの眺めで北緯35度29分8秒、東経138度52分27秒で標高1602メートルです。

手前は道志の山並みの末端部が分かれたもの、その向こうに箱根が見えています。もう少しくっきりしていれば伊豆大島や遠く三宅島まで見える方向です。nenokami_2

[3] 南南東方向です。手前に忍野村と山中湖村の境の山が見え、その向こうに山中湖の南側にある静岡県との境の山並みがあります。さらに遠くには伊豆半島の山がうっすら見えています。nenokami_3

[4] 南には山中湖を取り巻く山とその向こうに愛鷹山(あしたかやま)が見えます。そして富士山の東斜面にある側火山がいくつか見えます。nenokami_4

[5] 南西に大きく聳える富士山です。山頂部は右端に白山岳、中央に吉田口登山道山頂の久須志岳が見えます。nenokami_5

[6] 西には杓子山があり、富士山の西斜面の側火山とその向こうに毛無山塊、遠くに南アルプスが見えます。nenokami_6

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